陸自の20代陸士長3人、大麻使用で懲戒免職 23歳は強要も

陸上自衛隊第8師団は25日、大麻を使用したとして西部方面特科連隊の23歳1人と21歳2人の男性陸士長計3人を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は同日付。
同師団によると、23歳の陸士長は2019年8月~22年6月、生活隊舎などで複数回大麻を使用したほか、後輩の21歳の陸士長1人に対しても大麻の使用を強要したなどとしている。21歳の陸士長のうち1人は21年10月~22年5月、大麻を複数回使用し、もう1人は22月5月、大麻を2回使用したとしている。
強要された陸士長は「断ると殴られるという恐怖感から大麻を使用した」と話しているという。
西部方面特科連隊長の福島政則1等陸佐は「再発防止に努める」とコメントした。【野呂賢治】

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