トカラ列島近海で地震続く 11日も14回・最大震度4 回数減少も引き続き注意

トカラ列島近海では、今月8日から地震が相次いでいて、11日も未明に震度4の揺れが観測されました。地震の回数は減ってきているものの、気象台は引き続き注意を呼びかけています。気象台によりますと、11日午前0時すぎ、トカラ列島近海を震源とする地震が発生しました。震源の深さはおよそ30キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.3と推定されます。この地震で、鹿児島県十島村の悪石島で最大震度4を観測しました。トカラ列島近海では、8日未明から地震が相次ぎ、震度1以上の体に感じる揺れが十島村の悪石島を中心に、8日は97回、9日は158回を観測されました。10日は22回、11日はこれまでに14回と、地震回数はやや減少しています。十島村役場によりますと、悪石島には40世帯83人が暮らしていて、一連の地震による被害の情報はないということです。地震は減少傾向にあるものの、気象台は再び増加するおそれもあるとして、当分の間、強い揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけています。

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