「うそつくな」「何様だ」市職員が議員に暴言か 口頭注意も「信念に従った」 滋賀・野洲

滋賀県野洲市議会の9月定例会で、市立野洲病院の事務部長から暴言を受けたとして、益川教智市議は4日までに市に質問書を提出した。栢木進市長は「業務の内容に対する範囲」として回答しない考えを示し、事務部長を口頭で注意したことを明らかにした。
質問書などによると、9月28日の定例会最終日に、益川市議は病院事業会計決算認定議案について「病院事業管理者は期待されていた役割を果たしていたとは言えない」と反対討論を行った。その後休憩中に、事務部長から「うそをつくな」「何様のつもりだ」などと言われ、厳しい態度で迫られたとしている。益川市議は「どう喝行為は議員活動を萎縮させる」としている。
事務部長は「益川市議の発言は、政策的なパフォーマンスのように見えた。自分の信念に従って異議を唱えた」としている。
栢木市長は「発言は適切ではないが、本人は反省している。今後はこういうことがないようにと伝えた」としている。

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