大阪市教育委員会は10日、刃が出ていない状態のカッターナイフを児童に近づけて恐怖を与えたとして、市立小の男性講師(24)を減給10分の1(1か月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は9月29日付。
発表によると、講師は5月、児童が給食の時間に担任教諭の話を聞いていなかったことに腹を立て、「人の話を聞いていないと、カッターで(他人に)けがをさせることもある」と言いながら、児童の腹部にカッターを近づけたという。
市教委はほかに、児童が委員会活動中に遊んでいると思い、大声でどなってシャープペンシルが壊れるほど強く机にたたきつけて威嚇したとして、市立小の男性主務教諭(41)を減給10分の1(6か月)の懲戒処分にした。処分は9月28日付。