富山県滑川市の住宅敷地内で生後10カ月の岩城杏ちゃんが死亡した事故で、滑川署は13日、死因は頭部の外傷で、杏ちゃんが当時寝ていたベッドが2階の窓際にあったと明らかにした。署は窓から転落したとみて、詳しい経緯を調べている。
署によると、杏ちゃんは12日午前、両親から親族宅に預けられ、窓際に置かれた大人用ベッドで寝ていた。ベッドの頭を向ける側には棚があり、その脇に窓があった。棚は乳児でも乗り越えられる程度の高さで、当時、窓は開いていたという。
杏ちゃんの姿が見えないことに気付いた60代の親族女性が捜し、敷地内のコンクリートの地面に倒れているのを見つけた。